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今年、ユネスコスクールキャンディデート校※に登録された大阪市立瓜破西小学校は、数年前から校内にある広い野原「アトリパーク」を活用して、さまざまな自然体験活動を行っているんだ。昨年度からは、ESD(持続可能な開発のための教育)推進委員会を作って、環境教育と人権教育の取り組みを積極的に行っていて、それらの活動が評価されて登録されたんだって。
アトリパークでは、1年生は動物とのふれ合い、2年生は野菜作り、3年生は生き物調査、4年生は大和川自然調査、5年生は米作り、6年生は森林ESDなどに取り組んでいるんだ。そんなアトリパークにあるビオトープエリアを中心に、学校の中に自然感動体験やいやし体験ができる場所を作るプログラム「瓜破西里山BASEプロジェクト」は、「第21回トム・ソーヤースクール企画コンテスト」で文部科学大臣賞を受賞したよ。
その他にも、ネイチャークラブという自然体験クラブがあって、育てているヤギのふんと校庭の落ち葉でたい肥を作って、畑の野菜作りに活用しているんだって。
これからの瓜破西小学校のみんなの取り組みに注目していきたいね。
※ユネスコ憲章に示されたユネスコの理念を実現するため、平和や国際的な連携を実践する学校「ユネスコスクール」として、国内審査を終え、ユネスコ本部に申請中の学校のこと。
エコチル編集部
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