目次 [非表示]
今月のどうぶつ:シシオザル
学名:Macaca silenus
生息地:インド南西部の西ガーツ山脈周辺の森林
霊長目 オナガザル科
黒い体毛と灰色のたてがみ、尻尾の毛が特徴です。赤ちゃんのころは、はだが黒くなく、たてがみも目立ちません。
強面だけど魅力的なサル
シシオザルはインド南西部の西ガーツ山脈周辺の森林に生息しているサルで、野生では約20頭の群れで生活しています。木の葉や果実、小動物や昆虫を食べる雑食性で、ズーラシアでは主に野菜やサル用の固形飼料、ゆで卵を給餌しています。
ズーラシアでは1999年の開園時から飼育をしており、現在は9頭飼育しています。真っ黒な見た目で強面に見えますが、家族で寄りそう姿や高い運動神経、容器から器用にえさを出す様子など、魅力が多い動物です。生息地の環境破壊や人間とのトラブルにより、野生の生息数は2500頭以下まで減少しています。
大きなキバもライオン似?
24年ぶりの繁殖
2023年9月4日(月)と10月1日(日)に赤ちゃんが誕生しました。ズーラシアでは1999年以来24年ぶりの繫殖です。産まれて間もない赤ちゃんは成獣とちがって肌が黒くなく、たてがみも短いので、一見するとちがう種類のサルに見えてしまいますが、成長するに伴い見た目が変化していきます。同時期に赤ちゃんが2頭産まれたことで、赤ちゃん同士のじゃれ合いや、他の成獣とのふれあいなど、家族のコミュニケーションを観察することができます。
これから成長するにつれてダイナミックな行動を取るようになると思いますので、にぎやかになったシシオザルの家族に会いに来てください。
10月1日に産まれた赤ちゃん
ズーラシアニュース
※昨年のクリスマス装飾の様子
ハッピークリスマスinズーラシア
園内をクリスマスらしくいろどり、オージーヒルには大きなクリスマスツリーが登場! 12月23日(土)と24日(日)には動物たちへ特別なえさをプレゼントする特別ガイドと親子で楽しめるクリスマス工作教室を開催します。
※12月の休園日:毎週火曜日、12月29日(金)~1月1日(月・祝)
写真提供/よこはま動物園ズーラシア
協力・監修/よこはま動物園ズーラシア【指定管理者 公益財団法人横浜市緑の協会】
〒241-0001 横浜市旭区上白根町1175-1
TEL 045-959-1000
https://www.hama-midorinokyokai.or.jp/zoo/zoorasia/
エコチルは、地球環境保全に取り組む子ども達を育むとともに、学校や家庭でのエコライフ推進を目的としたメディアです。