【小諸市動物園だより】フレンドリーな鳥「タイハクオウム」|地球にやさしい子ども達を育む環境教育メディア  
長野
動物園だより
2023.11.13

【小諸市動物園だより】フレンドリーな鳥「タイハクオウム」

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今月のどうぶつ:タイハクオウム

学名:Cacatua alba
オウム目 オウム科
生息地:インドネシアのモルッカ諸島北


食性は、果実や種子、昆虫など植物性の強い雑食。体全体の羽毛と目の周りは白く、風切り羽と尾羽の内側が黄色いことが特徴です。

フレンドリーな鳥

タイハクオウムは「犬のようなオウム」と呼ばれるほど、人懐こく、とてもフレンドリーです。動物園では、1羽のオウムと4羽のインコがいっしょに暮らしていますが、どちらも大きなちがいがなく、食ベ物も似ています。これは、オウムもインコもオウム目に属し、同じグループにいるためです。

オウムとインコは何がちがうの


冠羽をねかせている姿

今回は、オウムとインコの見分け方を紹介します。よく、オウムは体が大きくインコは小さい、といわれます。大まかには当たっていますが、確実に見分ける方法ではありません。例えば、オウムの仲間であるオカメインコは全長約30㎝と小柄で、インコの仲間であるコンゴウインコは全長約90㎝と大柄で、当てはまらないこともあるからです。

おすすめする見分け方は、羽の色、あざやかさを見る方法です。オウムの仲間は白、灰色、黒などの単色で地味な色がほとんどです。逆に多くのインコは赤、青、黄色などのカラフルであざやかな色をしています。

もう1つは、頭にある「冠羽」の有無で見分ける方法があります。冠羽とは、頭の上に生えている羽根のことです。オウムには冠羽があり、インコにはありません。オウムは、冠羽をねかせたり立たせたりして、気持ちや精神状態を表します。インコは冠羽の代わりに、頭頂部の羽毛を逆立ちさせてコミュニケーションをとっています。ぜひ動物園に遊びに来て、オウムとインコのちがいを見比べてみてくださいね。


インコには冠羽がなく、体の色はあざやか

こもろニュース

ヤギとgoat角祈願

ヤギの英名goatと角の読み「かく」を合わせた「goat角祈願」ということで、11月は受験の合格祈願をヤギの「メイ」といっしょに行いました。参加者は落ちないヤギの角をさわって、パワーをもらうことができました。 毎週土曜日と祝日の13時〜14時はモルモットのふれあい体験も行っています。ぜひ遊びに来てくださいね。


写真提供/小諸市動物園

協力・監修/小諸市動物園
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エコチル編集部

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