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今月のどうぶつ:マタコミツオビアルマジロ
学名:Tolypeutes matacus
被甲目 アルマジロ科
生息地:ボリビア東部、パラグアイ、ブラジル中部からアルゼンチン中部
背中の皮膚が変化したかたいこうらが特徴。敵から身を守るときは、ボールのように完全に丸くなります。
ねむる時間は1日15時間以上
野生のマタコミツオビアルマジロは、南アメリカの熱帯雨林や草原などの暖かい場所で暮らしています。夜行性で日中は自分でほった巣穴の中で基本は体を丸めてねむり、1日の中で約15時間近くもの長い時間をねむりの時間にあてています。
今回は、飼育担当の内山スタッフが観察した当園のマタコミツオビアルマジロのクセの強い寝方を順番に紹介します。
のびてねむる姿
いろんな体勢でねむります
(丸まる)
普段は丸まってねむることが多く、自慢のかたいこうらを上に向けて枯葉の中ですやすやねむります。
(のびる)
丸くなる姿の次によく見る体勢。寝る所を決めたら前足をそろえてぐっと前に進むように体をのばして鼻先を土に軽くうめます。体勢が整うとすぐに目をつぶってねむっていました。
(仰向け)
ときには背中のこうらを下にして仰向けにすることも。
(横になる)
体を横にたおした状態でねむることもあります。
(無防備に)
内山スタッフが一度だけ目撃したのは、野生を忘れたように脱力しきって気持ち良さそうにねむる姿。思わず笑顔になってしまったそうです。
動物の種類や個体によっていろいろな体勢を発見することができます。当園に来たらねむっているときの体勢に注目して観察してみてくださいね。
無防備にねむるめずらしい姿
こども動物自然公園ニュース
カピバラのスイカ早食い競争の結果は…
7月27日スイカの日に、カピバラ露天風呂協定を結んだ全国5つの動物園でカピリンピック☆第8回カピバラのスイカ早食い競争が開催されました。当園から出場したヘチマは、昨年の記録から 33秒も縮めた1分29秒のタイムで、2連覇を達成しました!
写真提供:埼玉県こども動物自然公園
埼玉県こども動物自然公園
埼玉県東松山市岩殿554
TEL:0493-35-1234
https://www.parks.or.jp/sczoo/
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