【エコチル特集】もったいない！を大切に３Rでごみを減らそう｜地球にやさしい子ども達を育む環境教育メディア

10月は大阪市のごみ減量強化月間だよ。ごみがどれだけ多く捨てられているのか、ごみが多いと何が問題なのかを知って、みんなに何ができるか考えてみよう！

1年間に捨てられるごみの量は？

日本の家庭から捨てられているごみの量は、1年間でどのくらいか分かるかな。答えは4095万ｔ。東京ドーム約110ぱい分にもなるんだ。1人1日あたりのごみの量は890ｇで、以前より減ってはいるけれど、まだまだ多いんだよ。

みんなが捨てたごみは、リサイクルできる物とできない物に分けられて、リサイクルできない物は、できるだけかさを減らしてうめ立てる場所に運ばれているけれど、それでも342万ｔのごみが毎年うめ立てられているんだ。

どうして減らす？どうやって減らす？

でも、何でごみを減らさないといけないんだろう。ごみは燃やすときに、地球温暖化の原因になる二酸化炭素が発生してしまうし、うめ立てる場所ももうあまり残っていないんだ。だからごみを減らす必要があるんだよ。ごみを減らすときに考えたいのが3R! ごみを減らすための大切な３つの言葉の頭文字をとって3Rというよ。 1.Reduce（発生抑制）2.Reuse（再使用）3.Recycle（再生利用）特に意識してほしいのが、Reduce、Reuse。ごみを分別してリサイクルするのはもちろん大切だけど、ごみをまず出さないようにできたら一番良いよね。

大阪市では、ごみ減量のためにできることを考える「ごみ減量アクションプラン」というものを作ったり、みんながごみを減らす活動に参加しやすくなる機会を工夫したりしているよ。1人1人が気を付けることで、ごみは確実に減っていく! みんなも自分にできることを考えてみてね。

ごみを減らすのに欠かせない！“3つのR”

1.Reduce リデュース（発生抑制）
むだなごみをできるだけ出さないようにすること
【できる! 】物を大切に使う、必要の無い物は買わない

2.Reuse リユース（再使用）
使える物は捨てずに何度も使うこと使わなくなった物を必要とする人にあげる
【できる! 】使わなくなった物を必要とする人にあげる
【できる! 】古くなったタオルをぞうきんにする

3.Recycle リサイクル（再生利用）
使い終わってリユースできない物を、原材料として再び使用すること
【できる! 】古紙、びん、かん、ペットボトルなどを分別ルールを守って出す
【できる! 】再生品のトイレットペーパーや文房具などを選ぶ

大阪市のごみには“もったいない”がいっぱい!

大阪市のごみはどのくらいあって、どんな物が捨てられているんだろう。みんなで見てみよう!

みんなの努力の結果、大阪市のごみ焼却量は、ピーク時の半分以下になっているよ。でも、みんなのおうちから出ているごみの中に、まだリサイクルできる物が約1/4も入っているんだ。それに、食品ロスも13.4％ふくまれていて、約4.1万ｔも燃やされているよ。3Rできる物が燃やされているなんて、もったいないよね。