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「感動」と「興味」がたくさん詰まっている
2023年7月15日(土)から9月3日(日)まで、国立科学博物館附属自然教育園で企画展「フィールドとつながる絵本原画展 ぬけがら」を開催します。
虫などが脱皮により残す「ぬけがら」。本展ではユニークで繊細なその姿を、美しい絵本原画で紹介します。絵本が伝える自然の魅力。フィールドだから気づくこと。その相乗効果から、自然教育園のフィールドで自然の「おもしろさ」と「不思議」をより感じられるような工夫が散りばめられています。
虫などの生きものが成長するときにぬぎ捨てた“ぬけがら”を集めれば、地域にすむ生きものの種類や生息数が調べられ、体のつくりも観察できて、保存も簡単!そんな“ぬけがら”の魅力を紹介します。
真夏に出会う“ぬけがら”といえばセミ。一生の大半を地中で送るため、その生活は、なぞがいっぱい。そのなぞを追いかけて撮影した、求愛行動から産卵、卵のふ化、地下の幼虫の生活などの貴重な写真を紹介します。
自然教育園ってどんなところ?
自然教育園は、大都市「東京」の中心部にあって今なお豊かな自然が残る、都会の中のオアシスともいえる貴重な森林緑地です。
園内にはイヌシデ・ケヤキなどの落葉樹、スダジイ・カシ類・マツ類などの常緑樹が広がり、ススキやヨシの草はら、池や小川などがあります。このような自然を活かした植物園が整備されており、四季にわたってさまざまな草花や、昆虫などの生き物を身近に観察できます。
園内の植物には種名表示板や解説板が整備されており、自然を深く知ることができるように工夫されています。日曜観察会や自然史セミナー、子ども自然教室なども開催しているので、HPをチェックしてみては。
国立科学博物館附属自然教育園
〒108-0071
東京都港区白金台5-21-5
お問合せTEL:03-3441-7176 (代表)
■企画展「フィールドとつながる絵本原画展 ぬけがら」
https://ins.kahaku.go.jp/event/2023/07nukegara/
■自然教育園
https://ins.kahaku.go.jp/index.php
画像提供:国立科学博物館附属自然教育園
エコチルは、地球環境保全に取り組む子ども達を育むとともに、学校や家庭でのエコライフ推進を目的としたメディアです。