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標茶町にある中茶安別小中学校と虹別中学校で、今年5月に森林環境教育に関する活動が行われました。
中茶安別小中学校では、学校林の「るんるんフォレスト」で春の学校林活動が行われました。小中学生の他、保護者や役場、森林組合の方などが参加し、遊歩道を歩きながら、樹木の解説や森林の役割・働き、大事さについて話を聞きました。また、トドマツとカラマツの植樹と、エゾシカなどの野生生物の食害から木を守る保護管の取り付けを行いました。
虹別中学校では、全校生徒が「森の講話」を聞き、森林の役割について学びました。ペットボトルを使って森林の土壌を再現し、実験を通して森林が水をきれいにする仕組みについて体験しました。蛇口をひねれば簡単に出てくる水も、森林の機能により長い時間をかけてわき出た地下水や湧水をもとにつくられた貴重な資源です。
これからも、このような活動を通して豊かな自然や森林の大切さを知り、それらを守り育てていってほしいと思います。
釧路湿原森林ふれあい推進センター
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エコチル編集部
エコチルは、地球環境保全に取り組む子ども達を育むとともに、学校や家庭でのエコライフ推進を目的としたメディアです。
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