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「大人が使う本物の道具と本物のスキルを使ったSTEAM教育を、小学生から、どこにいても行える」ことをコンセプトにするe-kagakuが、『宇宙サイエンスLAB(宇宙学校)』の設立を南種子町で進めているよ。くわしい話を、同会の代表を務める北原達正さんに聞いてきたよ。
オリジナル人工衛星が完成!
AIやデータサイエンスなどをあつかえる、世界がほしがる人材を育成する“e-kagaku”が、2020年2月から開始した「e-kagakuジュニア衛星プロジェクト」で、設計・開発を行ったオリジナルの人工衛星がついに完成!
このプロジェクトで通信系統を担当した中学2年生の佐藤麗奈さんは、「この年齢で衛星を製作できたというのは、とても貴重な体験であると同時に、大きな責任をともなうということを実感した場でもありました。私がe-kagakuに入会したのは、小学2年生のとき。この会は、知らないことは教えてもらうのではなく、主体的に自分で調べて、自分から学ぶというのがモットーですが、ずばぬけた技術で手厚い指導とサポートもしてくれるので、たくさんの刺激を受け、素晴らしい仲間と出会うことができました」と、話してくれたよ。
また、実際に人工衛星を目にした、JAXA 追跡ネットワーク技術センター軌道力学チーム 技術領域主幹の中村信一さんは「可能なら、もう一度中学生にもどり、このプロジェクトに参加したいと思いました」、同チームの研究開発員 秋山裕貴さんは「学生時代にここまで情熱を注げるものがあっただろうかと思い、学生だったら参加したかったです」とそれぞれ口にし、子どもたちを大絶賛していたよ。
この夏は宇宙サイエンスLABOへ!
「今回のプロジェクトを経験し、『宇宙を子どもたちの実践教育の場とできること』『どこに住んでいても最先端のプロジェクトに参加できること』をより深めようと、e-kagakuはJAXA宇宙センターがある鹿児島県の南種子町と協定を締結し、『宇宙サイエンスLAB(宇宙学校)』の開校に向けて、話を進めています。
全国にあるe-kagaku同様、宇宙サイエンスLABも、大人が使っている物を全部使って新しいアイデアを生み出し、チャレンジができる場所です。そして、そのチャレンジがきちんと評価される場でもあります。この夏は、宇宙サイエンスLABツアーで、本気の自由研究を種子島でやってほしいと思います。同じ目標や夢を持つ仲間に出会えるのも醍醐味の1つです」と、北原さんは教えてくれたよ。
ぜひ参加してね!
e-kagaku子どもの理科離れをなくす会 代表
(一社)e-kagaku国際科学教育協会 代表理事
日本経済新聞 宇宙プロジェクトアンバサダー
北原 達正さん
e-kagakuジュニア衛星プロジェクト
通信系統担当 佐藤 麗奈さん(中学2年生)
e-kagakuジュニア衛星は10×10×10cmサイズ、重量1kgと、てのひらに乗る大きさ
e-kagakuでは、さまざまな活動を行っているよ!!
水中ドローンの開発
海外の小・中学生と共同研究
世界トップ100の大学の90%が学ぶ『MATLAB』の学習
合宿で仲間といっしょに学びを高める
>>> くわしくは こちらから!
問い合わせ先 :e-kagaku 子どもの理科離れをなくす会
TEL・FAX:075-612-6814
MAIL:science.labo008@gmail.com
一足早く、宇宙サイエンスLABを体験!
『宇宙サイエンスLABツアー』参加メンバー募集!!
- 開催日程 ★ 2023年8月8日(火)~12日(土)
- 開催場所 ★ 南種子町自然の家 及び JAXA宇宙センター
- 定 員 ★ 50名(内東京枠20名)
- 対 象 ★ 小学3年生以上の小・中・高校生
- 申込締切 ★ 7月1日(土)23時59分
- 当選発表 ★ 7月3日(月)メールとHPで発表
- 主 催 ★ 一般社団法人 e-kagaku国際科学教育協会
7月17日(月・祝)に芝国際中学・高等学校でも体験教室を開催! 詳しくはHPへ!!
エコチルは、地球環境保全に取り組む子ども達を育むとともに、学校や家庭でのエコライフ推進を目的としたメディアです。