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相模六社が一堂に集う、年に一度の相模国最大の祭典「相模国府祭」が5月5日(金・祝)に大磯町の神揃山・逢親場の2会場で行われます。新型コロナの影響で過去3回は規模を縮小して開催しており、4年ぶりに完全復活を果たします。
相模六社とは、この地域の昔の名前である「相模」に古くからある寒川神社・川勾神社・比々多神社・前鳥神社・平塚八幡宮・六所神社のこと。総社である六所神社に、他の5つの神社の神様のご分霊を納める神対面の儀など、さまざまな神事が行われます。特に有名なのが、寒川神社と川勾神社のどちらが一番大きな神社であるかの言い争いを儀式にした「座問答」。神様が座る場所を示す虎の毛皮をお互いにしき進めていくという一風変わった神事です。
もとは今から1000年以上も前に、この地域を治めていた国司が、地域の有力な神社を集めて国の安泰などを祈っていたことが始まりとされ、戦後に生まれた平塚の七夕まつりよりも、江戸初期に始まった大磯の左義長よりもずっと古いお祭りなのです。ぜひ一度見てみてはどうでしょうか。
相模国府祭類社会事務局(六所神社内)
☎︎0463-71-3737
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エコチル編集部
エコチルは、地球環境保全に取り組む子ども達を育むとともに、学校や家庭でのエコライフ推進を目的としたメディアです。
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