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リカオン
学名:Lycaon Pictus
生息地:アフリカ南部、東部
食肉目 : イヌ科
リカオンは10頭ほどの群れで生活し、性別ごとに上下関係が決まっています。一番位の高いオスとメスのみが子を残し他の仲間は子育てに協力します。
まちがわないでね
リカオンはアフリカのサバンナにすむ肉食動物です。生息地が同じアフリカで体の色が似ているせいか、ハイエナとよくまちがわれてしまいます。リカオンはイヌ科、ハイエナはハイエナ科で、リカオンの体の大きさはハイエナの半分ほどで、体つきもだいぶちがいます。
また、ハイエナに比べ、リカオンは絶滅の危機にひんしており、生息数はおよそ1500頭という報告もあります。生息地がせばまっている原因は、天敵であるハイエナやライオンに命をおびやかされる他にも、交通事故や密猟、飼い犬と共通の病気にかかり命を落とすなど、人間の影響が大きいとされています。
野生のハイエナとリカオン
赤ちゃんが生まれました
昨年12月にズーラシアで2頭の赤ちゃんが生まれました。親が上手に育てられなかったため、飼育員によって育てられました。生まれたばかりのリカオンは、黒と白の2色です。生まれて2カ月ほど経つと、体の色が急激に変化していき、生まれて3カ月経つころには大人のリカオンと同じようなまだら模様になります。
体の色が変わり始める時期は、野生では巣穴の中で育てられていた子どもたちが活発に動き始め、巣の外へと出始めるころと同じです。まだ展示場の草木にも興味津々で、元気に走り回る赤ちゃんたちにぜひ会いに来てくださいね。
生後約25日の赤ちゃん
ズーラシアニュース
大うんち展開催!!
動物のふんをテーマに、動物の食性や消化の仕組みを学べる企画展です。食性ごとに並んだうんちの標本やうんちくパネルでうんちから見る動物の世界を楽しんでください。ホッキョクグマ水中ビューで5月29日(月)まで開催中!
※5月の休園日:5/9(火)、16(火)、23(火)、30(火)
写真提供:よこはま動物園ズーラシア
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