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今回、お話をうかがったのは、株式会社LITALICOの北山開さんです。子どもたちに身に付けてほしい力や、子どもたちに伝えたいことなど、さまざまなお話をしてもらいました。
今月のテーマ:ものづくりを通じて子どもたちの未来の可能性を広げたい
新しいアイデアや方法を自分で考え出し、試行錯誤をくり返しながら未来を生きぬく力を身に付けてほしい。
株式会社LITALICO
LITALICOワンダー事業部 マーケティンググループ
北山 開さん
慶應義塾大学経済学部卒。7才〜18才までアメリカで暮らしていた経験から、人々の考え方や価値観の「ちがい」に興味を持ち、教育分野で働く事に関心を持つ。2017年に株式会社LITALICOに新卒入社。現在はマーケティング部門に所属。
子どもたちの可能性とアイデアは無限大
LITALICOワンダーは、プログラミングやロボット製作、3Dプリンタといった、テクノロジーを活用したIT×ものづくりの教室です。教室とオンラインを合わせて、4700名の子どもたちが楽しく学んでいます。
「子どもたちは、決められた題材で物作りをするのではなく、自分自身が日々考えたり、感じたりすることからアイデアをふくらませます。例えば、勉強が大好きになる、楽しくてたまらないクイズゲームや、“フードロス問題”に着眼して、廃棄されるはずだった食べ物を食べられる商品に変えるロボットなど、本当に社会を変えられるようなアイデアが、子どもたちから毎日出て来ます。そのように考えて作られた子どもたちの作品には、無限の可能性を感じます」と、北山さんは話してくれました。
『好き』なことにのめりこもう!
さらに、北山さんはこう続けます。
「今の子どもたちには、『好き』なことにのめりこんでほしいです。『自分で決める力』や『試行錯誤を楽しむ力』を身に付けるには、自分が好きなことに取り組むことが一番効果的! 物事に夢中になった経験や、その過程で仲間と過ごした時間は、必ず未来に活きると信じています」。
エコチルは、地球環境保全に取り組む子ども達を育むとともに、学校や家庭でのエコライフ推進を目的としたメディアです。