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カンパナウリクラゲ
学名:Beroe campana
ウリクラゲ科 ウリクラゲ属
生息地:南日本各地
庄内浜では、春から初夏・晩夏から晩秋の時期に見られます。クラゲ探しに海に出かけてみては?
キラキラとかがやく体
えさを食べる姿は大迫力!
体の大きさは7㎝ほど。平たい小判型で透明な体には、キラキラと虹色にかがやく櫛板があります。このキラキラとしたかがやきは、実は自分で発光しているのではなく、太陽光やライトの光を櫛板が反射して光って見えているだけ。
クラゲには脳がなく、魚のようにえさの方に向かって泳いで行くといった行動は見られません。では、どうやって食べるのかというと、ういているときに体に当たったえさを食べます。カンパナウリクラゲが、えさとなるカブトクラゲにかじりつき、ガブっと飲みこむ姿は大迫力! えさを食べると、その平たい体が一瞬でホオズキのようにパンパンにふくらみます。
平たい小判型の体が特徴
他のクラゲには無いおしりがあります
多くのクラゲにはおしりがありません。だから、えさを食べた後の消化吸収が終わった老廃物は、口からはき出すのが普通です。しかし、カンパナウリクラゲには口とおしりが別にあるため、口ではなくおしりからうんちを排出することができます。
加茂水族館で定期開催している「バックヤードツアー」ではクラゲの繁殖用水槽で、まだ生まれて間もないカンパナウリクラゲの幼生なども観察することができます。興味がある方はぜひ参加してみてくださいね!
えさのカブトクラゲにかじりつく様子
かもすいニュース
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写真提供:加茂水族館
鶴岡市立加茂水族館
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TEL 0235-33-3036
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