【長野市城山動物園だより】体の色はヒョウがら⁉「パンサーカメレオン」|地球にやさしい子ども達を育む環境教育メディア  
長野
動物園だより
2023.03.13

【長野市城山動物園だより】体の色はヒョウがら⁉「パンサーカメレオン」

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パンサーカメレオン

学名:Furcifer pardalis
有鱗目 カメレオン科
生息地:マダガスカル島北部

体の長さは、オスで50cm、メスで30cmほどです。長いしっぽを持ち、枝に巻きつき、ぶら下がることもできます。

体の色はヒョウがら!?

カメレオンはとても有名で、みんなが大好きなは虫類だと思います。ひとえにカメレオンといっても、実は200種類以上います。パンサーカメレオンのオスはとてもあざやかな色をしていますが、メスは灰色っぽい地味な色です。

パンサーカメレオンの「パンサー」とは、日本語で「ヒョウ」を意味していて、これは体の模様がヒョウがらの模様に似ているからだといわれています。みなさんは、似ていると思いますか?


内側2本、外側3本に分かれている後ろ指

知れば知るほど不思議な生き物

カメレオンといえば、「大きな目」「のびる舌」「体の色が変わること」が有名です。目は左目と右目を別々の方向に動かすことができ、いろいろな所を見ることができます。

イラストやアニメでは大きな目でえがかれることが多いですが、実際は目を保護している特殊なまぶたがあり、外から見える目の部分は小さいのです。舌は、体の2倍くらいの長さまでのびます。体の色は周りの色によって変わると思われていますが、実際は本人の気持ちで変わることが多いようです。また、後ろ指は内側が2本、外側が3本に分かれていて、うまく枝につかまることができます。

城山動物園には、パンサーカメレオン“タマタブ”のオスとメスがいます。パンサーカメレオンのオスは、すむ地域によって体の色がちがうとされ、それぞれに地域の名前が付いています。不思議がいっぱいのカメレオン! ぜひ観察してみてください。


メス。オスとはちがい体の色が地味

じょうやまニュース

春の動物園まつり

3月25日(土)と26日(日)、春の動物園まつりを行います。大人気のイベント「カリフォルニアアシカお食事タイム」や「もるもるライン」の他、「パンサーカメレオンの公開」など盛りだくさんな2日間です。じっくり動物たちを見てもよし、メリーゴーランドなど乗り物を楽しむのもよし! 城山動物園に遊びに来てください。


写真提供:城山動物園

長野市城山動物園
〒380-0802 長野市上松2-1-19
TEL 026-233-0586
https://www.johyama.com/

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エコチル編集部

エコチルは、地球環境保全に取り組む子ども達を育むとともに、学校や家庭でのエコライフ推進を目的としたメディアです。

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