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北海道日本ハムファイターズで、投手として活躍する伊藤大海選手にインタビューしました。今シーズンの目標や新球場、小学生へのアドバイスなどについてお話をお聞きしました。
小学生のころの夢と野球を始めたきっかけを教えてください。
小学生のころからプロ野球選手になるのが夢でした。当時は体も小さくプロになれるような選手ではありませんでしたが、「絶対にプロ野球選手になるんだ」と強い気持ちを持っていました。野球を始めたきっかけは、中継でファイターズの試合を見て圧倒的なエースだったダルビッシュ有投手にあこがれたこと。今も変わらず尊敬しています。
昨シーズンのふり返りと、今シーズンの目標を教えてください。
2年目の昨シーズンは、うまくいかないことや苦しい時期がありましたが、何とか2けた勝利を挙げ、最低限の仕事はできたかなと思います。今シーズンは絶対的なエースになり、「伊藤なら大丈夫だ」と思ってもらえるような結果を出したいです。チームで一番の勝利数を挙げ、優勝に貢献したいです。
「ES CON FIELD HOKKAIDO」は どのような球場ですか。 そこではどのような プレーがしたいですか。
新球場は天然芝がきれいで全体の雰囲気がすごく良いです。開業初年度からプレーできるのは、数少ない選手に限られます。野球選手としてその場に居合わせることができてうれしく、投げるのが楽しみです。すばらしい球場に負けないよう、数字の結果だけではなく、ファンの方の心に届くプレーがしたいです。
チームで一番仲が良い選手との思い出を教えてください。
吉田輝星投手とは仲が良く、いっしょにつりに行くことがあります。輝星はつりのときも負けずぎらいで、あまりつれないと帰りの車の中で少し不機嫌になります(笑)。何にでも本気で挑んでくるので、いっしょにいて楽しいですね。
どのようなトレーニングをしていますか? 野球少年・少女に向けて アドバイスをお願いします。
シーズンオフにはシーズン中よりも負荷の高いトレーニングを取り入れ、体を強化します。練習量が多い方ではありませんが、トレーニングの意味や強化したいポイントをしっかり考えながら取り組んでいます。小学生のみなさん、言われたことをただやるだけではなく、自分なりに理解しながら取り組んでほしいです。
北海道の小学生と保護者の方へメッセージをお願いします。
小学生のときは時間も体力もあると思うので、いろいろなことに挑戦してほしいです。失敗することもあると思いますが、失敗から学ぶこともたくさんあります。さまざまな経験をする中で、自分の好きなことを見つけてもらいたいです。
伊藤 大海選手
【プロフィール】
1997年8月31日生まれ。北海道茅部郡鹿部町出身。苫小牧駒澤大学卒業後、2020年にドラフト1位で北海道日本ハムファイターズに入団。投手として活躍し、2021年に新人特別賞を獲得。今年3月開催のWBCに出場する侍ジャパンのメンバーに選出。
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