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今回、お話をうかがったのは、株式会社ピコトンの内木広宣さんです。SDGsへの取り組みや、イベント、楽しい工作などを通じて子どもたちに伝えたいことなど、さまざまなお話をしてもらいました。
今月のテーマ:世界の問題に目を向けさまざまなアイデアを出してほしい
イベントや工作を通じて、親子の興味をかき立て、会話のきっかけや、小さな気付きをあたえることが、役目の1つ。
株式会社ピコトン 代表取締役
内木 広宣さん
東京工芸大学芸術学部でコミュニケーションデザインを学ぶ。2007年に(株)ピコトン設立。子どもの想像力をテーマに数多くのコンテンツを開発。年900会場へイベント提供を行う。キッズデザイン賞、内閣総理大臣賞、デジタル絵本アワード等の受賞歴多数。
SDGsを楽しく伝えるイベントを多数企画
株式会社ピコトンは、“子供の想像力”をテーマにしたオリジナルイベントの全国提供や、科学館、博物館の常設展示やワークショップ制作、子ども向け新商品開発コンサルティングなど、子ども向けコンテンツを開発する専門家集団です。
開発する際のこだわりが、難しいテーマを子どもたちに楽しく伝えるということ。
「ピコトンでは、リサイクルを伝えるために『エコ段ボール』を使用したワークショップを開発しています。紅花の花やカカオのからなど、ごみになる素材を混ぜた特殊な段ボールを使うことで、工作から自然な流れでリサイクルに興味を持てるようデザインしています」と、内木さんは話します。
子どものアイデアが世界を変えていく
さらに、内木さんはこう続けます。
「イベントや工作を通じて『自分たちで何ができるのか』ということを考えるきっかけを作り続けるのが、ピコトンの役目の1つだと考えています。世界の問題に目を向けるのに年齢は関係ありません。子どもたちのアイデアには世界を変える力があると私は信じています。未来の主役である子どもたちがSDGsに興味を持ち、自ら学び、考えてほしいと思います」。
ピコトン
https://picoton.com/sdgs-event-news/
エコチルは、地球環境保全に取り組む子ども達を育むとともに、学校や家庭でのエコライフ推進を目的としたメディアです。