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コモンリスザル
学名:Saimiri sciureus
霊長目 オマキザル科
生息地:南アメリカ北部の森林
特徴:体長約30㎝、体重700g〜1kg、30〜40㎝の長いしっぽがあります。体の色や大きさなどがリスと似ていることから、リスザルと付けられました。
大きな群れを作り声で意思を伝え合う
コモンリスザルは、20~50頭、ときには100頭以上の大きな群れを作り、メスたちが協力して子育てをします。木の上で生活するので、落ちないように長いしっぽを左右に動かしながら体のバランスを保っています。群れの行動範囲は約1㎞で、その中でえさを探し歩きます。他の群れと会ってもけんかをせず、おたがいにゆずり合うことが多いようです。天敵が来たら、仲間に危険を知らせる声を出したり、鳴き合っておたがいの場所を確認したりと、声でコミュニケーションを取っているといわれています。
しっぽでバランスを取りながら移動します
寒さが苦手で、冬はストーブが欠かせない
城山動物園には、オスのサンとメスのヘロン、ガウチョ、ウーピー、エイミー、ファニーの6頭がいます。サンとヘロンは元気で活発なので、飼育員が写真をとるためにカメラを持つと、自ら近づいて来て、何度も手でカメラをさわってはなさないこともあるほどです。
野生のコモンリスザルは、果実や木の実、昆虫、カエルなど何でも食べます。城山動物園であげている1日2回のえさは、野菜や果物、サル用ペレット、ゆで卵、煮干し、ミルワーム(幼虫)などです。
特にミルワームが大好きで、いろいろなえさの中からミルワームを探して食べたりします。野生では暖かい所にすんでいるため、冬は寝室にストーブをつけます。昼間でも寒いと寝室にもどってしまうことがあるので、いないときはストーブの前に移動したと思ってください。
寒い日はストーブの近くに集まります
じょうやまニュース
2022年12月16日(金)モルモットの赤ちゃん誕生
モルモットは1年中、赤ちゃんを産むことができます。産まれたばかりの赤ちゃんは、すでに毛が生えていて、お母さんを小さくした形をしています。おっぱいも飲みますがすぐに果物や野菜を食べることもできるんですよ。昨年12月に生まれた2ひきの赤ちゃんは、ちょこちょこ動き回っています。かわいい姿を、ぜひ見に来てくださいね。
写真提供:城山動物園
長野市城山動物園
〒380-0802 長野市上松2-1-19
TEL 026-233-0586
https://www.johyama.com/
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