【食育特集】栄養豊富でバランスも良し!お米についてくわしくなろう!!|地球にやさしい子ども達を育む環境教育メディア  
東京
食育特集
2023.02.06

【食育特集】栄養豊富でバランスも良し!お米についてくわしくなろう!!

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稲作が日本に伝わって以降、主食として親しまれてきたお米。主食用、酒米用などを合わせると、500種類以上もの品種が作られているよ。馴染み深いお米について学ぼう!

日本の気候に適した作物

世界の多くの人々の主食となっているお米が日本に伝わってきたのは、今から2000年以上も前のこと。温暖で雨が多いという日本の気候が稲の栽培にとても適していたことから、日本で稲作が定着したよ。

そんなお米の主成分は三大栄養素の1つである炭水化物で、体の中でブドウ糖に分解され、エネルギー源として利用されているんだ。また、ブドウ糖は、脳を働かせる

お米は栄養豊富な食べ物

さらに、お米には、血や筋肉など、体を作るのに必要なたんぱく質の他にも、ビタミンやミネラルも多くふくまれた、栄養バランスの良い食べ物なんだ。

私たちが健康的な毎日を送るためには、十分なエネルギーとバランスの良い食事を取ることが大切だよ。それには、お米がぴったり! 目覚めたばかりの朝は、ブドウ糖が不足している状態だから、朝ごはんでエネルギーを補うことも忘れないでね!

世界のお米を知ろう!

世界には、大きく分けて3つのお米の種類があるんだよ。

ジャポニカ種

日本、朝鮮半島、中国東北部、ヨーロッパの一部などで主に作られているお米。短く円形に近く、たくとねばりとつやが出る。最近では、アメリカやオーストラリアでも作られている。

 

インディカ種

中国の中南部、タイ、ベトナム、インド、マレーシア、バングラデシュ、フィリピン、アメリカなどで主に作られ、生産量は最も多い。細長く、たくとパサパサした感じになる。

 

ジャバニカ種

アジアの熱帯高地、アメリカ、ブラジル、イタリア、スペイン、アフリカなどに多い。はばが広く、大粒なのが特徴。味はあっさりしてねばりがある。

日本のお米いろいろ

日本には、いろいろなお米があるよ。聞いたことがあるお米はあるかな?

うるち米 

一般的に食べられているお米のこと。精米したうるち米のことを白米といい、精米をしていない段階の物を玄米とよぶよ。「コシヒカリ」や「あきたこまち」、「ひとめぼれ」などは、うるち米の品種になるよ。

もち米

お米の主成分であるでんぷん(アミロース、アミロペクチン)のうち、ねばりの成分であるアミロペクチンだけからなるお米。うるち米に比べてねばりが強く、おもちの他、赤飯、おこわ、中華風ちまきなど、さまざまな料理に使われているよ。

酒米

お酒を作る材料となるお米。一般的なお米と比べてつぶが大きい傾向があるよ。有名な酒米に、山田錦、五百万石、美山錦、雄町などがあるよ。

赤米

古代米の1つ。ねばりが少なくてパサパサしているけれど、よくかむとあまみが出るよ。着色米飯や赤酒、おかしなどの原料として使われているよ。

 


参考資料
農林水産省:「お米の魅力」
中国四国農政局:「お米教室」

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※大福くんは、ソニー・ミュージックエンタテインメントと、ソニー・インタラクティブエンタテインメントジャパンアジアが展開するキャラクターです。

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エコチル編集部

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