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ホッキョクグマ
学名:Ursus maritimus
食肉目(ネコ目) クマ科
生息地:北極圏
特徴
陸上最大の肉食動物。1回の食事で、各写真の量の食料を食べます。
ホッキョクグマの毛の秘密
「シロクマ」と呼ばれているホッキョクグマは、全身が“白い”毛におおわれているように見えますよね? しかしこの白い毛、実は“透明”な毛が太陽光を反射して白く見えているのです。この毛は中が空洞になっており、ストローのような構造になっています。この構造のおかげで太陽の光を効率良く地肌に届けることができ、体温管理に役立っています。ちなみに、地肌は熱を吸収しやすいように“黒色”をしています。
さらに、ホッキョクグマは泳ぎが得意です。毛がストロー状のため水をためこみにくく、浮力を得られる効果もあると考えられています。
全身が白色に見えますが…
人間がホッキョクグマにあたえている影響
「地球温暖化」とは、みなさんご存じの通り、地球の気温が少しずつ上昇してしまう状態のことです。実はこの気温上昇は、人間だけの問題ではなく、ホッキョクグマにとっても深刻な問題なのです。気温が上昇するとかれらの生息地である北極圏では氷が溶けて無くなってしまうからです。
ホッキョクグマは氷原を歩き回り、アザラシなどを狩りして生活しているため、氷(氷原)が無くなるとホッキョクグマは生活する場所が無くなり生きていくことができません。
環境問題を他人事とは思わずに、まずは自分でもできる環境を守る行動を、少しずつでもやってみてください。1人1人の取り組みが、はるか遠い北極の海に生きるかれらを助けることにつながります。
ホッキョクグマは泳ぎが得意
日本平動物園ニュース
オオアリクイの赤ちゃん誕生
令和4年11月15日(火)に、オオアリクイの『ヒナ』が赤ちゃんを出産しました。赤ちゃんは、「ヒナ」と「フジオ」の間に生まれた第4子で、当園では3年ぶりの繁殖です。現在、赤ちゃんは『ヒナ』から授乳されスクスク成長中です。お母さんが外に出るときに、背中にしがみついている赤ちゃんを見ることができますよ!
写真提供:静岡市立日本平動物園
静岡市立日本平動物園
静岡市駿河区池田1767-6
TEL 054-262-3251
https://www.nhdzoo.jp/
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