【よこはま動物園ズーラシアだより】日本国内で「ウンピョウ」を飼育しているのはズーラシアだけ! 新たな仲間も加わり、繁殖への期待も高まり中!!|地球にやさしい子ども達を育む環境教育メディア  
横浜
動物園だより
2023.02.06

【よこはま動物園ズーラシアだより】日本国内で「ウンピョウ」を飼育しているのはズーラシアだけ! 新たな仲間も加わり、繁殖への期待も高まり中!!

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ウンピョウ

学名:Neofelis nebulosa
生息地:ネパール東部から中国南部、東南アジア、 スマトラ、ボルネオ島の森林
食肉目 ネコ科

長い犬歯

高い所で昼寝

長い犬歯と長い尾を持っているのが特徴です。尾でバランスを取りながら木に登るのが得意

雲のような美しさ!?

ウンピョウは漢字で書くと「雲豹」。雲のような美しい斑紋を持つことが名前の由来です。

その美しい模様ゆえに、毛皮が密猟のターゲットとなってしまい、生息地の減少も重なって保護が必要な動物となっています(絶滅危惧II類(VU) )。

ウンピョウたちがこの先も生きていくため、毛皮より生きたウンピョウの魅力を、森を開発するより森の多様性を守ることを愛する人たちが増えていくことを願っています。

美しい模様のウンピョウ

ハロー!ステイシー!!

2022年10月、アメリカ・カンザスにあるタンガニーカ・ワイルドライフ・パークより、ステイシー(メス・3才)が来園しました。

飛行機で約2日かけての長旅でしたが、元気に到着しました。検疫を行ったあと、11月にウンピョウ舎に移動しました。国内でウンピョウを飼育しているのはズーラシアだけで、ステイシーは新たな血統の導入となり繁殖が期待されています。

まだ人と距離を取っているステイシー。えさはよく食べていますが、寝室から外に出ることにはとても慎重な様子です。ステイシーのペースに合わせて少しずつ距離を近づけていきたいと思います。

アメリカから来園したステイシー

ズーラシアニュース

ハッピーバレンタインinズーラシア

園内をバレンタインらしく装飾します(2/11(土・祝)~2/13(月))。また、飼育員から動物たちへバレンタインの特別なえさをプレゼントする特別ガイド(2/13(月))や、バレンタインにちなんだ工作教室「メッセージカードを作ろう」(2/11(土・祝)~2/12(日))も行います。今年のバレンタインはズーラシアで過ごしてみてはいかがでしょうか?


写真提供:よこはま動物園ズーラシア

よこはま動物園ズーラシア【指定管理者 公益財団法人横浜市緑の協会】 
〒241-0001 横浜市旭区上白根町1175-1
TEL 045-959-1000
https://www.hama-midorinokyokai.or.jp/zoo/zoorasia/

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エコチル編集部

エコチルは、地球環境保全に取り組む子ども達を育むとともに、学校や家庭でのエコライフ推進を目的としたメディアです。

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