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みんなは毎日牛乳を飲んでいるかな?牛乳には、成長期のみんなにとって必要な栄養素がたくさんふくまれているよ。牛乳について、いっしょに見てみよう。
牛乳とは?
牛乳とは、「直接飲むことを目的として販売する牛の乳」と、国が決めているよ。そして、牛からしぼったままの乳で、加熱殺菌処理をしていない物を生乳というよ。牛乳に使うことのできる原材料は生乳のみで、水や他の材料を混ぜてはいけないんだ。牛乳にはどんな種類があるか、表1で見てみよう。
[表1]牛乳の種類
成分調整牛乳 | 生乳から成分(水分、乳脂肪分、ミネラル等)の一部を除去したもの。 |
低脂肪牛乳 | 生乳から乳脂肪分をのぞき、乳脂肪分が0.5%以上1.5%以下のもの。 |
無脂肪牛乳 | 生乳からほとんどの乳脂肪分をのぞき、乳脂肪分が0.5%未満のもの。 ※低脂肪牛乳・無脂肪牛乳は、どちらも原材料は生乳100%のみ使用。 |
加工乳 | 生乳や牛乳などにクリームやバター、脱脂粉乳などの乳製品を加えたもの。生乳を原料としたバターや脱脂粉乳などの、乳製品を加工したもの。 |
乳飲料 | 牛乳の成分以外の原材料も使用でき、カルシウムや鉄分などを加え栄養強化したものや、コーヒーや果汁などを加えたもの。 |
牛乳から作られる牛乳の仲間
乳製品 | 牛乳を原料として作られる食品で、チーズ、バター、ヨーグルト、 クリーム、練乳、アイスクリーム、粉乳、乳酸菌飲料など。 |
牛乳の栄養素
牛乳は身近な食品として、子どもからお年寄りまで親しまれ、飲まれているよ。学校給食でも欠かせない食品だね。牛乳は、体が大きくなる成長期のみんなにとって必要な、三大栄養素であるたんぱく質、脂質、炭水化物、そしてカルシウムなどのミネラルやビタミンA、B2なども豊富にふくんでいるよ。これらの栄養素はそれぞれの働きを助けて、おたがいを消化吸収しやすくしているんだ。
牛乳でアレルギー症状が出る人は、牛乳のかわりに小魚や海藻・青菜などで成長期に必要な栄養素をしっかりとることがおすすめだよ。
[図1]生乳の生産量
参考資料
>>>農林水産省
https://www.maff.go.jp/j/tokei/kouhyou/gyunyu/
index.html#r
https://www.maff.go.jp/j/pr/aff/1806/spe1_04.html
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