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ニホンノウサギ
学名: Lepus brachyurus
生息地:本州、四国、九州
ウサギ目 ウサギ科
ノウサギ舎で見られる他の動物
ニホンイタチ
学名 Mustela itatsi
アカネズミ
学名 Apodemus speciosus
日本にすむ野生のウサギ
日本にはユキウサギ、ニホンノウサギ、アマミノクロウサギ、キタナキウサギの4種のウサギが生息しています。先月号で紹介したカイウサギ(アナウサギを家畜化した種)と姿は似ていますが、別の種です。
ノウサギの特徴
ノウサギはアナウサギのように地面に穴をほることはなく、草むらなどで過ごし、天敵が近くに来ると発達した後ろ足を使って素早くにげます。また、生まれたばかりのアナウサギは毛が生えておらず、目も耳も閉じていますが、ノウサギは、生まれた時点で毛が生え、目も耳も開いています。
ニホンノウサギ(夏毛)、力強い後ろ足が特徴です
冬毛と夏毛
ユキウサギの1種であるエゾユキウサギは、夏は茶色、冬は白色と季節により毛の色が変わることが知られていますが、ニホンノウサギの1種であるトウホクノウサギにも毛の色が変わるものがいます。冬に雪が積もる地域にすんでいるノウサギは、白くなることでまわりの景色にとけこむことができます。
冬になり、多摩動物公園で飼育しているウサギのうち、エゾユキウサギとトウホクノウサギは真っ白になりました。一方、雪の少ない地域にすむキュウシュウノウサギは茶色いままです。ぜひ冬のノウサギたちを見に来てください。
ニホンノウサギ(換毛中)、冬毛へ変化している最中です
たまニュース
干支の企画展「だぁれ??」を開催中!
自然豊かな多摩動物公園、園内の案内所に届けられた、黒くて丸いコロコロの落とし物は、いったいだれのだろう? 落とし物の形やカメラに写った映像から、だれが落としたのか探ってみると…!! 企画展はウォッチングセンターエントランスにて開催中です。ぜひご覧ください。
(~2023年4月4日(火)まで)
写真提供:公益財団法人東京動物園協会
東京都多摩動物公園
東京都日野市程久保7丁目1−1
TEL.042-591-1611
https://www.tokyo-zoo.net/zoo/tama/
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