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カイウサギ
学名:Oryctolagus cuniculus domestic
重歯目(ウサギ目) ウサギ科
生息地:原種のアナウサギは南ヨーロッパの草原や森林に生息
特徴:カイウサギはアナウサギを家畜化したもので、世界中で見ることができます。アナウサギは地中に穴をほって生活することから、呼び名が付きました。
ウサギにはどんな種類がある?
ウサギはキツネやコヨーテ、オオカミなどの哺乳類、ワシやタカといった猛禽類などのえさになる被捕食者(食べられてしまう側)で、食物連鎖の底辺にいる動物です。野生にすむウサギは、大きく「アナウサギ」と「ノウサギ」に分かれます。ノウサギは巣穴を作らず、単独で生活をします。アナウサギとちがい、穴をほらず、敵からにげ切るまで走ります。そのため、手足は長く耳は大きく発達し、長距離を走るのに必要な大きな心臓を持っています。
巣穴をほる姿
一方、日本でペットとして飼われているウサギはもともとヨーロッパにいたアナウサギで、地中に巣穴をほり、群れで生活します。巣穴は迷路のような複雑な構造をしていて、寝室や子育てをする部屋、敵からのにげ道までも作られています。ノウサギとちがい、小さな体と短い足、短い耳が特徴です。巣穴を駆使して敵からにげるので、穴をほり、せまい穴の中で暮らすことに適応したと考えられています。動物園でも外に出ると、すぐさま穴をほり出すのは本能が根強く残っている証拠です。
来年は卯年
全国の動物園や学校、ペットショップなど、どこでも見ることができるカイウサギ。そんなカイウサギが主役になる年が近づいてきています。来年2023年はなんと卯年です! 黒・灰色・白などさまざまな毛色を持つカイウサギですが、城山動物園にも個性豊かなカイウサギが8頭います。一生懸命穴をほる姿やみんなで丸まって暖をとる姿をぜひ見に来て下さいね。
ほった巣穴
じょうやまニュース
いよいよ2022年も終わりの月
動物園も忙しい毎日を送っています。この地域では12月中旬を過ぎると本格的に雪が降るので、雪の対策もしなくてはいけません。12月24日(土)、25日(日)はクリスマスイベントを開催します。今年、動物たちはクリスマスプレゼントを喜んでくれるのでしょうか? 1月1日(元日)、2日(月)、3日(火)はお正月イベントも開催。初詣の後はぜひ動物園へ!
写真提供:城山動物園
長野市城山動物園
〒380-0802 長野市上松2-1-19
TEL 026-233-0586
https://www.johyama.com/
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