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ツシマテン
学名:Martes melampus tsuensis
食肉目 イタチ科
生息地:長崎県対馬
体長は50cm前後、体重は1~1.5kgで雑食性。季節で毛の色が変わり、夏は黒っぽく、冬は白っぽくなります。
対馬だけにすむテン準絶滅危惧種に指定
ツシマテンは、九州や本州にいるホンドテンの亜種で、長崎県の対馬にしかいないテンです。大昔、対馬と日本本土がはなれたために亜種となりました。主に森林にすみ、夜行性で木登りが得意です。
環境省のレッドリスト(絶滅のおそれのある野生生物のリスト)では準絶滅危惧種となっていて、生息環境の変化によっては、将来絶滅の危険性が高くなる可能性のある動物です。国の天然記念物にも指定されていて、許可なくつかまえることは禁止されています。減少の原因として考えられているのは、交通事故や生息環境の悪化などです。
白っぽい冬毛の様子
バナナとゆで卵が好物元気に走る「ちゅう」
絶滅危惧種となっていて、生息環境の変化によっては、将来絶滅の危険性が高くなる可能性のある動物です。国の天然記念物にも指定されていて、許可なくつかまえることは禁止されています。減少の原因として考えられているのは、交通事故や生息環境の悪化などです。 バナナとゆで卵が好物 元気に走る「ちゅう」 現在、動物園で飼育されているツシマテンは福岡市動物園の1頭だけ。飼育しているオスの「ちゅう」は、赤ちゃんのときに対馬の民家で保護されて、人の手で育てられ、2013年4月に福岡市動物園に来ました。
動物園でのえさはリンゴ、バナナ、蒸かしイモ、ササミ、馬肉、ゆで卵、キャットフードなど。特にバナナとゆで卵が大好きで、小さい体のわりにたくさん食べます。元気に走り回っていることが多いですが、飼育員が作ったハンモックの中でねていることもあります。
福岡市動物園でしか見られないツシマテンの「ちゅう」に、ぜひ会いに来てください。
小さいわりによく食べる「ちゅう」
ふくおかニュース
「動物園のクリスマス」を開催!
12月24日(土)、25日(日)は「動物園のクリスマス」を開催!
クリスマスにちなんだ動物ガイドや、動物たちへえさのプレゼントなど盛りだくさん。ぜひおこしください。くわしいスケジュールは、福岡市動物園のホームページをご確認ください。
写真提供:福岡市動物園
福岡市動物園
〒810-0037 福岡市中央区南公園1-1
TEL 092-531-1968
https://zoo.city.fukuoka.lg.jp/
エコチルは、地球環境保全に取り組む子ども達を育むとともに、学校や家庭でのエコライフ推進を目的としたメディアです。