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1年で一番夜が長くなる冬至について紹介するよ。どのように過ごして、何を食べる風習があるか、いっしょに見てみよう。
1年で一番夜が長い冬至
冬至とは、1年を24の細かい季節に分けた「二十四節気」の1つで、1年で一番、夜の長い日のこと。夜が長くなる訳は、太陽が南に最もかたよるためで、日の出ている時間(昼)は1年で一番短くなるんだ。この日を境に「太陽の出る昼の時間がのびていく」という、季節の折り返し地点になるので、冬至の前後が新年の始まりとされていた時期もあったよ。
ちなみに、同じ二十四節気の中で、昼の長さが一番長いのが6月の「夏至」。昼と夜の長さがほぼ同じなのが、3月の「春分の日」と9月の「秋分の日」なんだ。
冬至はどうやって過ごす?
日本には、昔から寒い冬を元気に過ごすための、いろいろな風習があるよ。風習とは、人々が長い間伝えてきた生活や行事などの習慣のことで、どんなものがあるか見てみよう。
❶ゆず湯に入る…ゆずには、体を温めたり、香りでリラックスさせたりする効果があり、冬至にゆず湯に入ると健康に冬を乗り切れるといわれている。
❷カボチャを食べる…昔は厳しい冬を乗り切る知恵として、野菜の不足する冬には、夏に収穫し長期保存できるカボチャを食べる風習があった。
❸小豆を食べる…小豆の赤は太陽を意味する魔除けの色で、夜の長い冬至に食べて、やくばらいをする。
❹冬至七種…運気を上げるために、名前に「ん」が2回付く食べ物を冬至の七種として食べる。 ナンキン(カボチャ)、ニンジン、ギンナン、レンコン、キンカン、うんどん(うどん)、寒天
冬至レシピ
牛乳入りカボチャようかん
材料(4人分)
- カボチャ…200g
- 粉寒天…4g
- 水…100ml
- 牛乳…50ml
- 砂糖…大さじ3
- 小豆缶…20g
作り方
- カボチャは皮と種を取り除き、一口大に切る。
- なべにひたひたの水を入れて、カボチャをにる。
- カボチャがにえたら、熱いうちによくつぶす。
- 牛乳はふっとうするぎりぎりまで温めておく。
- なべに粉寒天と水を入れて混ぜながら、火にかける。ふっとうしてからも弱火にして2~3分混ぜる。
- ⑤に砂糖を入れ、牛乳を少しずつ混ぜながら加える。
- ⑥にカボチャを少しずつ混ぜていく。
- 水でぬらした型に流し入れ、あら熱が取れたら冷蔵庫で冷やす。
- 切り分けて、小豆缶をのせる。
参考資料:札幌市手稲区役所「かぼちゃを食べよう!」
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