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キンカジュー
学名:Potos flavus
英名:Kinkajou
生息地:中南米
食肉目 アライグマ科
オスのコロン
好奇心が強く手先が器用なコロン
天王寺動物園では、オスのコロンとメスのアスリーの2頭のキンカジューを飼育・展示しています。キンカジューは中南米に生息するネコ目アライグマ科に属する動物で、主に果物や昆虫を主食にしています。
コロンは、2007年5月23日生まれの15才で、体重は1.64㎏です。好奇心が強く、人に興味があり、展示場のとびらを開けるとすぐに外へ出て行こうとしたり、飼育員が展示場を清掃するために中に入って作業を始めると、飼育員の体の上に乗ってきたりします。また、とても手先が器用で、フィーダー(えさやおやつの入れ物)も上手に使うことができます。
ごはんを食べるメスのアスリー
木の箱や段ボール好きのメスのアスリー
アスリーは、2008年5月15日生まれの14才です。体はコロンより少し小さく体重は1.4㎏になります。展示場の木の箱が大のお気に入りで、長い時間、箱の中に入っていることもあります。みなさんからは見えにくいかもしれません。また、段ボール箱で遊ぶことも好きで、最後には段ボール箱をちぎってバラバラにしてしまいます。
本来ならば、2頭のキンカジューを同居させて展示するのですが、同居を試したときに、激しく争ったため別々の展示場で飼育・展示しています。飼育員も仲の良い姿をみなさんに見てもらえるように、今もいろいろな工夫をしています。
展示場内を行き来するオスのコロン
てんのうじニュース
カバのゲンちゃん
天王寺動物園に来園されて、カバの水中での様子を見られた方も多いと思います。10月17日(月)のホームページの「飼育員ブログ」では、カバのゲンちゃんの走る姿を見ることができます。推定体重2000㎏といわれるカバが走る姿は迫力満点です。ぜひ、ゲンちゃんに会いに来てくださいね。
写真提供:天王寺動物園
天王寺動物園
大阪市天王寺区茶臼山町1-108
TEL:06-6771-8401
https://www.tennojizoo.jp/
協力・監修/天王寺動物園
エコチルは、地球環境保全に取り組む子ども達を育むとともに、学校や家庭でのエコライフ推進を目的としたメディアです。