【エコチル特集】横浜市で下水道を使い始めて150年！下水道について学ぼう!!

今年は、横浜市で下水道が使われ始めてから150年！ それを記念し、下水道の役割や豆知識など、下水道のことをたっぷり紹介するよ。この特集をきっかけに、下水道について考えてみよう！

下水道の役割を知ろう！

横浜市で下水道を使い始めて、今年で150年。横浜市における下水道普及率はほぼ100％に達しているよ。今や、私たちが当たり前のように使っている下水道だけど、その役割について知っている人はいるかな？ 実は、下水道にはさまざまな役割があるんだ。

下水道の役割は、大きく分けて４つ。１つ目が、「自然環境を守る」ということ。私たちはきれいな水を使って生活しているけれど、水を使うということは、水をよごすということでもあるよ。よごした水をきれいにして自然に返し、きれいな川や海を守れるのは、下水道がその役割を果たしてくれているからなんだ。

これは、もう１つの役割である「街をきれいにする」ことにも関わっているよ。よごれた川は、くさいにおいや、ハエやカの発生原因に。でも、下水道を整備することによって、こうしたよごれた川やきたない水たまりがなくなり、美しいだけでなく、衛生的な街づくりにも役立つんだ。また、学校や家などで、清潔でにおいがない「水洗トイレが使える」のも下水道があるからこそ！

そして、４つ目の下水道の役割が「街を浸水から守る」こと。横浜市をはじめとして、現代の都市の多くは低地に発達しているよ。そのため、大雨のときなど、排水がスムーズにできず、しばしば浸水になやまされることも。下水道があることで、川や水路と同じように、雨水がたまらないようにしてくれるよ。

ただ、近年、豪雨が多くなり、下水道に求められる役割は一層強くなってきているんだ。「横浜近代下水道導入150年／下水処理開始60年」という節目の年に、みんなも下水道のことを考えて、行動する１カ月にしてみよう！

＞＞＞「横浜市下水道150」の公式サイトはこちらから！

下水道の仕組みを知ろう！

みんなの家で使った水は、下水道管を通って水再生センター（下水処理場）に集まり、そこで水をきれいにして川や海へ流しているよ。その仕組みを見ていこう! もっとくわしく知りたい人はこちらを検索

＞＞＞かばのだいちゃんの下水道教室

下水道についてもっとくわしくなろう！下水道豆知識

●マンホールのふたはなぜ丸いの？

ふたが四角だと、ずれたときに中に落ちてしまう可能性があるから、丸い形で作られているんだ。 ポケモンのマンホール「ポケふた」は、ポケモンの絵がかかれたマンホールふただよ。ピカチュウのマンホールは桜木町駅前にあるから探してみてね！

©2022 Pokémon.　©1995-2022 Nintendo/Creatures Inc. /GAME FREAK inc.
ポケットモンスター・ポケモン・Pokémonは任天堂・クリーチャーズ・ゲームフリークの登録商標です。

横浜市のマンホールカードは、観光案内所でもらえるよ！
＞＞＞横浜市のデザインマンホール蓋のHPはこちらから

横浜市内のマンホールは全部で約54万個あるよ。全国にはいろいろな種類があるから探してみてね！
＞＞＞全国のマンホールカードのHPはこちらから

●下水道管ってどうなっているの？

下水道には、合流式下水道と分流式下水道があるよ。分流式下水道ではみんなのおうちから出るよごれた水と雨が降ったときの雨水が、ちがう管を通るんだよ！

横浜市からのお願い
「下水道には流さないで！」

水再生センターでは使った水をきれいにするために微生物たちがよごれを食べてくれているんだ。でもよごれが多すぎると、食べきれなくなってしまうんだ。だから、下のような物は排水口に流さないでね。

■油
油は新聞紙などに吸わせて燃えるごみとして捨ててね。

■野菜くずやごみ
野菜くずや食べ残し、小さなごみが排水口に流れないようにしてね。

下水道クイズに挑戦してみよう！

いくつ正解できるかな? A、Bのどちらか答えを選んでね。

Q.1　横浜市の下水道のキャラクターの名前は？
A : かばちゃん B : かばのだいちゃん

Q.2　横浜市の下水道のキャラクターの絵が書かれているマンホールはどこにある？
A : 横浜駅前　B : 横浜市役所前

Q.3　マンホールの名前の由来は？
A : 人が入る穴（孔） B : 「マンホール」という名前の人が作った

Q.4　水再生センターは横浜市内にいくつある？
A : ３カ所　 B : 11カ所

Q.5　水再生センターで下水をきれいにしているのは何？
A : 微生物　B : 植物

Q.6　横浜市内の下水道管をつなげるとどのぐらいのきょりになるかな？
A : 横浜～大阪　B : 横浜～ニューヨーク

【下水道クイズの答え】Q.1 B、Q.2 B、Q.3 A、Q.4 B、Q.5 A、Q.6 B

協力：横浜市環境創造局下水道事業マネジメント課

この記事を書いた人WRITER

エコチル編集部

エコチルは、地球環境保全に取り組む子ども達を育むとともに、学校や家庭でのエコライフ推進を目的としたメディアです。

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