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水鳥(カモの仲間)
学名:Anas platyrhynchos(マガモ)
カモ目 カモ科(写真はマガモ)
生息地:世界各地
オシドリとマガモのオスは派手な姿ですが、派手なのははんしょく期のみで、それ以外はメスと同じ地味な体色です。写真はオシドリ。
水鳥舎で4種類を飼育
高知の湖や川にも飛来
のいち動物公園の水鳥舎では、現在、オシドリ、ツクシガモ、マガモ、インドガンの4種類を飼育しています。
オシドリは、はんしょく期になるとオスのつばさの羽毛がイチョウの葉のようになります。仲の良い夫婦をおしどり夫婦と呼びますが、毎年決まったペアが夫婦になるわけではありません。
高知県ではダム湖や山間部の池などで見られ、のいち動物公園の調整池に飛んで来ることもあります。ツクシガモは、有明海を中心とした九州北部に冬をこすためにやって来ます。高知県の物部川でも毎年、数羽が飛来して冬を越しています。
九州北部で冬をこすツクシガモ
ヒマラヤ山脈も飛びこえ一番高く飛ぶインドガン
マガモは、冬をこすために北海道から南西諸島まで日本全国に飛来します。高知県の河川でもよく見られます。ヒマラヤ山脈を飛びこえるインドガンは、世界で一番高い所を飛ぶ水鳥。はんしょくはモンゴル平原で行い、冬をこすためインドなどに移動します。高知県では観測されていません。
今年はツクシガモ5羽、オシドリ4羽のひながふ化しました。ツクシガモの親ははんしょくするとなわばり意識か強くなり、動物公園でもひながふ化したとたんに他のツクシガモを追いやることがありました。
ヒマラヤ山脈をこえるインドガン
のいちニュース
11月23日(水・祝)は「どんぐり感謝祭」
秋のめぐみと、どんぐり拾いに協力してくれるみなさんに感謝するイベント「どんぐり感謝祭」。近年はコロナウイルス対策のため、動物のえさを集める「どんぐりポスト」は設置できていませんが、参加すると景品がもらえるクイズやどんぐりのなえ木の無料配布は今年も開催します!
写真提供:高知県立のいち動物公園
高知県立のいち動物公園
〒781-5233 高知県香南市野市町大谷738
TEL 0887-56-3500
https://noichizoo.or.jp/
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