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農業も盛んな横浜市では、さまざまな野菜やくだものを作っているって、知っているかな? 11月の地産地消月間にちなみ、横浜市の農業や農畜産物についてくわしく見ていこう!
地産地消って何だろう?
横浜市というと、都会や港町といったイメージが強いけれど、実は農業が盛んで、野菜、くだもの、花や植木、畜産などさまざまな農畜産物が作られているんだ。なんと、コマツナ、キャベツ、カリフラワーの生産量は、全国で10位以内に入っているほど!
こういった、その土地で生産された物を、その土地で消費することを〝地産地消〟といい、横浜市でもいろいろな取組を進めているよ。例えば、横浜産野菜の販売を行うマルシェやイベントの開催、インスタグラムや地産地消の情報誌『はまふぅどナビ』の発行による情報発信、農家さんへの支援など、その取組はさまざまだよ。
みんなには、横浜産の野菜を使った、新しい学校給食のメニューを考える「はま菜ちゃん料理コンクール」がおなじみかな? さらに、11月の地産地消月間には、給食に横浜産の野菜を使ったメニューが登場しているよ。
農業が支える私たちの暮らし
農業には、私たちが食べる物を作ってくれるだけでなく、私たちの生活を支えるいろいろな働きがあるよ。
例えば、たくさん雨が降っても、田んぼや畑が雨水をたくわえることによって、川があふれるのを防ぎ、田んぼは周辺市街地の暑さをやわらげてくれるよ。また、田んぼや畑の中は作物がよく育つような環境に整えられているため、小さな動物や虫たちがすむのにも適していて、生物多様性にもつながっているんだ。地元に農業があることは、本当に大切なんだね。
みんなが地元の野菜を食べてくれることを農家さんは喜んでいて、がんばろうという気持ちにつながっているよ。地域の農家さんに会う機会があったら、「おいしかったよ」、「またこれが食べたい」など感想を伝えてみてね。
地産地消はいいこといっぱい! みんなで横浜産の農畜産物を食べて、農業を応援しようね。
地産地消のメリットを知ろう!
地元で生産された物を地元で消費する「地産地消」には、どのようないいことがあるのかな?
作る人
- 地域の人が欲しい物を作ることができる。
- 食べる人の声を直接聞けるから、やる気が出る。
食べる人
- 新鮮で旬な農産物が食べられる。
- 作る人の顔が見えやすいため、安心して食べることができる。
- 食べる人と作る人のコミュニケーションが生まれて、地域が元気になる。
- 地域の伝統的な食文化を守ることができる。
- 食べ物が作られた場所から食べられるまでに運ぶ距離が短くなることで、運ぶのに必要なエネルギーが少なくなり、環境にやさしい。
横浜市の農業について知ろう!!
横浜市で作られている野菜について、くわしく見ていくよ。
横浜市でたくさん作られている野菜
横浜でたくさん作られているくだもの
ナシ、ブドウ、カキ、ウメだよ。特にナシは「浜なし」と呼ばれ、くだものの中で一番たくさん作られているよ。
横浜にある田んぼや畑の広さ
全部あわせて2,800haくらいだよ。これは、横浜市の広さの約6.4%で、だいたい都筑区と同じ広さになるんだ。 ※1haは100m×100mの広さで、おおよそ小学校1つ分の面積だよ。
秋・ 冬編 横浜産野菜の旬を知ろう
横浜市でとれる野菜の旬を知って、 おいしくて新鮮な野菜を食べよう!!
横浜でできた野菜やくだものは、このマークを目印に!!
「横浜農場」のマークが付いている野菜、くだものや畜産物は、横浜市内の農家の人たちが「みんなに安心でおいしい物を食べてもらいたい」と、がんばって作っているよ。
>>>横浜農場
横浜市でとれた野菜やくだものが買える場所はたくさんあるよ!
>>>ここからアクセスして、横浜産の野菜やくだものを販売している近所の直売所を探してね。
エコチルは、地球環境保全に取り組む子ども達を育むとともに、学校や家庭でのエコライフ推進を目的としたメディアです。