【埼玉県こども動物自然公園だより】体は大きいがインコの仲間「ルリコンゴウインコ」|地球にやさしい子ども達を育む環境教育メディア  
埼玉
動物園だより
2022.10.11

【埼玉県こども動物自然公園だより】体は大きいがインコの仲間「ルリコンゴウインコ」

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ルリコンゴウインコ

学名:Ara ararauna
オウム目 インコ科
生息地:南アメリカ北部

「インコ」の名でも「オウム」の鳥たち

オカメインコ(左) モモイロインコ(右)

体は大きいがインコの仲間

ルリコンゴウインコという鳥を知っていますか? るり色と黄色の鮮やかなつばさを持ち、インコの中でも最大級です。大きなくちばしを使い、かたい木の実も簡単に割ることができます。遠くの仲間にまで聞こえる大きな鳴き声を上げることもあり、寿命は50年以上といわれています。

ところで、ルリコンゴウインコは、見た目で「オウムかな?」と思う人が多いかもしれません。それは「体が大きい方がオウム。小さい方がインコ。」というイメージがあるからではないでしょうか。ところが実は、体の大きさは関係ないのです。


ルリコンゴウインコのつばさ

インコとオウムの見分け方

インコとオウムをどこで見分けるかというと、1つは体の色。カラフルで色あざやかな方がインコ。それに対してオウムは、白や黒など少し地味な色をした鳥たちが多いです。2つ目は、頭の後ろにかざりの羽(冠羽)があるかないかです。インコは冠羽がなく、オウムには冠羽があり、興奮したときなどに開きます。この2つの特徴が見分けるポイントです。

こども動物自然公園にはオウムもインコも展示されているので、ぜひ思い出しながら観察してみて下さい。動物の特徴や分類が分かると、他にも意外な発見があるかもしれませんよ。


オウム科オオバタンの冠羽の開閉

こども動物自然公園ニュース

キリンの赤ちゃんが産まれました

8月13日(土)にキリンの赤ちゃんが産まれました。性別はオスです。新しい施設の「キリンテラス」に移動後、初めての出産となります!お父さんは「マル」、お母さんは「リン」です。赤ちゃんはとても元気で、部屋の中をよく走り回っています。現在は運動場へ出るために練習中! ぜひ会いに来てくださいね。


写真提供:埼玉県こども動物自然公園

埼玉県こども動物自然公園
埼玉県東松山市岩殿554
TEL:0493-35-1234
https://www.parks.or.jp/sczoo/

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エコチル編集部

エコチルは、地球環境保全に取り組む子ども達を育むとともに、学校や家庭でのエコライフ推進を目的としたメディアです。

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