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札幌では、さまざまな種類の農産物が作られていることを知っているかな?札幌の伝統野菜やブランド野菜について、いっしょに見てみよう。
札幌の伝統野菜
札幌市では、北東の平野部を中心に、清田区、南区の山間丘陵地帯※1、手稲区の砂質土地帯※2など、それぞれの土地の特徴に合わせて、豊富な種類の農産物が作られているよ。図1でくわしく見てみよう。
明治時代から北の農業の中心地として、札幌ではいろいろな作物・品種が栽培され、札幌の気候や風土に合わせて改良されてきたんだ。今でも「札幌伝統野菜」として、札幌黄(タマネギ)や札幌大球(キャベツ)の他、枝豆やナンバン、ゴボウの一部に、守り残されている品種があるよ。
※1 山に囲まれたなだらかな丘や小山が続く地形
※2 砂を多くふくんだ土
[図1]札幌で主に作られている作物
「さっぽろとれたてっこ」
さっぽろとれたてっこ制度とは、札幌の農家が作った野菜に「さっぽろとれたてっこ」のマークを掲示して、購入する人たちに札幌の農産物であることを知ってもらい、地産地消につなげていくための制度だよ。
「さっぽろとれたてっこ」の農家は、土作りに気をつけて、環境にも人にも優しく安心して食べられる札幌ブランドの野菜作りに努めているよ。
地元でとれた物を食べる「地産地消」には、どんな良いところがあるか図2で見てみよう。
[図2]地産地消の良いところ!
①新鮮でおいしい
作る人と食べる人の距離が近いため、旬の物を新鮮なうちに食べられる。作る人と食べる人の信頼関係が築かれ、食べ物への安心・安全が高まる。
②地元の経済が元気に
地元の人たちがたくさん食べることで、地元の食につながる経済が元気になる。
③環境に優しい
産地から食卓までの距離が近いため、輸送にかかるエネルギーの使用量や二酸化炭素の排出量が少なくてすむ。
④伝統的な食文化
地元の作物を通して食に関心を持つことで、地域の食文化を知り農業に対する理解が深まる。
参考資料
>>>JAさっぽろ「精鋭ぞろい!札幌の主な農産物」
大福くんについてくわしくはWEBをみてね! >>> 大福くん
※大福くんは、ソニー・ミュージックエンタテインメントと、ソニー・インタラクティブエンタテインメントジャパンアジアが展開するキャラクターです。
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