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「3R」とは毎日の生活から出るごみを減らし、資源として活用するための取り組みです。Reduce・Reuse・Recycleの「3R」について、くわしく見てみましょう。
「3R」って?
プラスチックや生ごみ、紙類など、生活から出るたくさんのごみが、さまざまな問題を引き起こしています。 近年、世界中で問題になっているのが、大量のプラスチックごみが海に流れ出して、生態系に影響をあたえる「海洋プラスチック問題」です。プラスチックごみを減らすためにレジ袋が有料化されるなど、さまざまな取り組みが行われています。
今年4月からは、「プラスチックの資源循環の促進等に関する法律」がスタートしました。プラスチック製品の設計から販売、使用、回収、その後のリサイクルまで、それらに関わる全ての人たちが「3R」に取り組み、「リニューアブル(再生可能な資源)」を使うことを目指しています。
「3R」とは、「リデュース(Reduce)」「リユース(Reuse)」「リサイクル(Recycle)」のことです。ごみ自体を減らし、ごみを分けて資源回収することで、環境にあたえる影響をできるだけ減らして、限りある資源を有効に活用する取り組みです。
まずはごみを減らそう!
「3R」の中でも、最も重要なのは「Reduce=ごみを減らすこと」です。「レジ袋をもらわない」「包装し過ぎの商品は買わない」「つめかえ商品を選ぶ」「ペットボトルのかわりに水筒を使う」といった行動を心がけることで、ごみ自体が生まれることを防げます。 図1では、3Rの取り組み方を紹介します。みなさんも、できることから行動してみましょう。
図1「3R」の取り組み方
■レジ袋をもらわず、マイバッグを使って買い物をする
■必要のない物は買わない、もらわない
■食料品は必要な分だけ買う
■ペットボトルではなく水筒を使う
■シャンプーなどはつめかえ商品を選ぶ
■割りばしではなく、マイはしを使う
■リユースショップやフリーマーケットを利用する
■古着を回収拠点に出す
■こわれた物を修理して使う
■要らなくなった物を必要としている人にゆずる
■空き箱などを他の物に利用する
■不要になった物で工作を楽しむ
■ペットボトル、かん、雑紙、容器包装プラスチックなどは、正しく分別する
■小型家電は回収ボックスや回収拠点に出す
■新聞、雑誌、ダンボールなどは、集団資源回収を利用する
■コンポストで生ごみをたい肥にして利用する
北海道認定 リサイクル製品クイズ
北海道では、一定の基準を満たすリサイクル製品を「北海道認定リサイクル製品」 として認定しています。以下の「北海道認定リサイクル製品」は、それぞれ何から 生まれ変わった物か、線で結んでみましょう!
※答えはこの下にあります。
【リサイクル製品クイズの答え】 ①B ②E ③A ④C ⑤D
「ゼロカーボン北海道チャレンジプロジェクト」
動画公開中 ~ゼロカーボンと私たちの未来~
「気候変動がこのまま進むと将来どのような影響が出てくるのか?」「ゼロカーボン北海道の実現に向けて、具体的にどのような取組が行われているのか?」気象予報士 菅井貴子さんの気候変動に関する講演や、高校生の漫画キャラクターが地域での取組の様子を伝える動画を公開中です。家族みんなで見て、考えてみてくださいね!
- 第1話 北海道の気候変動による危機①、②
- 第2話 北海道(檜山振興局)の取り組み
- 第3話 ニセコ町の取り組み
>>>動画はこちらから
環境忍者えこ之助
監修:北海道環境生活部環境保全局循環型社会推進課
エコチルは、地球環境保全に取り組む子ども達を育むとともに、学校や家庭でのエコライフ推進を目的としたメディアです。