【天王寺動物園だより】臆病な性格のオスのロン、気が強いメスのルース「ジャガー」|地球にやさしい子ども達を育む環境教育メディア  
大阪
動物園だより
2022.10.03

【天王寺動物園だより】臆病な性格のオスのロン、気が強いメスのルース「ジャガー」

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ジャガー

学名:Panthera onca

英名:Jaguar

生息地:北アメリカ大陸南部/南アメリカ大陸

食肉目 ネコ科

ジャガーの「ルース」

 

臆病な性格のオスのロン

天王寺動物園のジャガーの「ロン」と「ルース」を紹介します。

オスの「ロン」は2014年10月生まれの7才で、臆病な性格のため、初めて見る物や急な物音が苦手です。ただ、一度興味を持つと、気に入った遊び道具などを、こわすまで遊び続けるところがあります。

また、朝が一番機嫌が良く、担当者にあまえてきます。少しおっちょこちょいなところもあり、ときどき展示場で転んでいることもあります。

そんなロンですが、体重92㎏、体格はがっちりしていて、特に首周りの筋肉が発達しています。体長は頭からおしりまで110㎝あり、しっぽの長さは64㎝と、堂々としたジャガーに成長しました。

がっちりした体格のロン

気が強いメスのルース

メスの「ルース」は2008年9月生まれで、14才になります。性格は気が強く、担当者にも、さくごしにネコパンチをすることがあります。また、こだわりが強く、気に入らないことがあると、寝室にもどって来ないこともあります。ただ、発情期には態度が一変し、さくに体をこすり付けたり、のどをゴロゴロと鳴らしておとなしくなります。

1日のえさの量は、ロンが、馬肉2㎏、とりむね肉300g、とり肉(骨と皮付き)900g、牛レバー200gで、ルースは、馬肉1㎏、とりむね肉300g、とり肉(骨と皮付き)450g、牛レバー200gを残さず食べています。

えさを食べるルース

てんのうじニュース

チュウゴクオオカミの遠ぼえ

天王寺動物園では5頭のチュウゴクオオカミを展示しています。パックと呼ばれる群れを作って生活するオオカミは、群れの縄張りを主張したり、遠くの仲間と交信するために、「ワォー」と遠ぼえをします。みなさんもチュウゴクオオカミの遠ぼえを聞いてみませんか。

 


写真提供:天王寺動物園

天王寺動物園
大阪市天王寺区茶臼山町1-108
TEL:06-6771-8401
https://www.tennojizoo.jp/
協力・監修/天王寺動物園

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エコチル編集部

エコチルは、地球環境保全に取り組む子ども達を育むとともに、学校や家庭でのエコライフ推進を目的としたメディアです。

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