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カピバラ
学名: Hydrochoerus hydrochaeris
生息地:南アメリカのパナマからアルゼンチン北東部にかけてのアンデス山脈より東側
げっ歯目 テンジクネズミ科
どちらも同じネズミの仲間(げっ歯目)です
大きなカピバラ
小さなアカネズミ
水辺で生きるために 適応したからだのつくり
カピバラは、南アメリカの水辺に生息する世界最大のげっ歯類です。げっ歯類は小型な種が多い中、カピバラは体重が60㎏以上に達することもあります。
カピバラの学名は「水の豚」を意味するほど、水に関係の深い動物です。水辺で上手に生きるためのすべが体のつくりにも表れています。呼吸をするための鼻、周囲を警戒するための目と耳が一直線に並んでいて、泳ぐときに水面から出るようになっています。
前後の足の指には小さな水かきがあり、上手に泳ぐことができます。また、体毛はたわしのような剛毛で、ぬれた後でも体をふるわせるだけで、かわきやすくなっています。
一直線に並ぶ鼻、目、耳
おふろに入るのが大好き
金沢動物園では現在「ドングリ」「コロコロ」「ラザニア」「キズナ」の4頭が暮らしています。水場が好きなカピバラのために、夏はプールを、冬はお湯をわかしておふろを用意しています。特におふろは、カピバラたちに大人気で、えさよりも好きといってもいいかもしれません。目を細めてお湯につかる姿は、見ているこちらもゆったりした気分にさせてくれます。
水に入ることが大好きなカピバラですが、意外にも雨にあたることは苦手で、雨の日は屋根の下で雨宿りをして過ごしています。
おふろが大好き
かなざわニュース
紅葉が見ごろです!
11月中旬から12月中旬にかけて、動物園や自然公園で紅葉が見ごろをむかえます。イロハモミジやイチョウ、ナンキンハゼやモミジバフウなど、赤や黄色に色づく植物と、冬毛へと変化する動物をいっしょに観察できるのはこの時期ならではです。寒さ対策とともに感染症対策も万全にしてお越しください。
写真提供:金沢動物園
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