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平塚市金目エリアの自然や伝統・文化などを学び、楽しみ、発信する「金目エコミュージアム」(米村康信会長)が、明治期に金目で盲人教育に尽力した秋山 博の活動をまとめた『秋山博と私立中郡盲人学校』を発刊しました。
秋山 博は1863年、現在の平塚市岡崎に生まれました。12才ごろに天然痘によって失明しましたが、鍼師に弟子入りし、20才のときに現在の金目駅バス停付近で鍼灸院を開業します。その後、同業者の資質向上を目指して講習会を開くようになり、さらに1910年にはこの講習会を元に「私立中郡盲人学校」を開校しました。現在の県立平塚盲学校はこの盲人学校がルーツになったとされています。金目エコのメンバーは「まずは秋山 博の存在を知ってほしい。その上で、平塚がどんなまちになるといいか考えてほしい」と話しています。
本は平塚市にも寄贈されました。市内の43小・中学校や、26の地区公民館、市立図書館4館などで読むことがでます。夏休みの自由研究のテーマにしてみてはどうでしょうか。
一冊500円で頒布しています。
問い合わせは金目エコミュージアム米村さん
TEL : 0463-58-8752
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エコチル編集部
エコチルは、地球環境保全に取り組む子ども達を育むとともに、学校や家庭でのエコライフ推進を目的としたメディアです。
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