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アカハライモリ
学名:Cynops pyrrhogaster
有尾目 イモリ科
生息地:北海道と沖縄以外日本全国の池や田んぼ
しっぽの広さで性別を見分けられます。 上がオス、下がメス。
里山では、身近な存在
イモリとヤモリは見た目も名前も似ているので、同類と思われることがあります。しかし、陸で暮らすトカゲ類であるヤモリとちがって、イモリはカエルと同じ両生類。水草に産み付けられた卵からふ化する幼生は、水の中で成長します。
約3カ月したら、陸にも上がることができるようになります。井戸や田んぼの近くに多いことから、「井戸を守る」という意味でイモリという名前が付いたといわれます。
アカハライモリは日本にしかおらず、準絶滅危惧種ですが、森林に囲まれた田んぼの周りなどだと、割と見つけやすいです。温度の変化に強くて飼いやすいアカハライモリは、海外でもペットとして人気があります。
つかまえるときには注意が必要です。それは、アカハライモリがフグと同じテトロドトキシンという毒を持っているからです。つかまえた手で、目や口をさわってはいけません。お腹が赤いのは、他の動物へこの毒のことを警告するためだと考えられています。
アカハライモリの幼生
マリンピア日本海の イモリたち
マリンピア日本海では、アカハライモリの繁殖に取り組んでいます。4月から7月の間に、オスがむらさき色に変わったしっぽの先をぶるぶる動かしてメスにアピールをします。
この時期に本館内の信濃川水槽を訪れると、この求愛ダンスを見ることができるかもしれません。また、育成室には子どものイモリや全身が赤いアカハライモリもいます。ぜひ見に来てください!
全身が赤いアカハライモリ
マリンピアニュース
アクアラボ体験
水の中の生き物についてくわしく知ることができる「アクアラボ体験」。アカハライモリやカメ、サメなど毎日ちがう生き物をテーマに飼育スタッフが20分程度解説を行います。参加費無料、事前申し込み不要。参加をご希望の方は、開始時刻までに本館1階アクアラボで着席してお待ち下さい。スケジュールはホームページでご確認ください。(定員24名)
写真提供:新潟市水族館マリンピア日本海
新潟市水族館マリンピア日本海
〒951-8555 新潟市中央区西船見町5932-445
TEL 025-222-7500
https://www.marinepia.or.jp/
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