目次 [非表示]
クロツラヘラサギ
学名:Platalea minor
ペリカン目 トキ科
生息地:東アジアの河口付近や干潟など
クロツラヘラサギはクロツラヘラトキ?
クロツラヘラサギ。漢字で書くと黒面箆鷺と書きます。「黒い」「面(顔)を」した「ヘラ」状のクチバシをもつ「サギ」です。でもこの鳥はサギの仲間ではなく、トキの仲間という少しややこしい名前です。動物の名前は調べてみるとおもしろいので、気になる方はぜひ調べてみてください。
ユニークなクチバシが特徴の鳥
しゃもじみたいなクチバシを持つこの鳥。クロツラヘラサギです。なぜこのような形のクチバシをしているのでしょうか。クチバシといえばとがっているイメージですが、この鳥のクチバシはとがっていません。とがっているというより、むしろ先が丸いです。
鳥のクチバシの形は種類によってさまざまで、それぞれえさが食べやすいような形をしています。クロツラヘラサギはえさを探すときに、少し開いた状態のクチバシを水の中に入れて左右にふり、クチバシに当たった魚やエビ、カニや貝、昆虫を食べています。クチバシもいろいろあるんですね。 「でも、こんなクチバシでどうやって羽づくろいするの?」と思った方、ぜひ野毛山動物園へ見に来てください!
しゃもじみたいなクチバシ
繁殖期で見た目が変わる?
鳥の中には繁殖期になると見た目が変わる種もおり、クロツラヘラサギもその一種です。1枚目と2枚目はどこがちがうでしょうか? 春から夏にかけての繁殖期である2枚目は、頭のところの羽がのびていたり、首回りの羽の色が金色になっていたりします。1枚目と2枚目ではちがう鳥みたいですね!
1枚目:繁殖期でないときのクロツラヘラサギ
2枚目:繁殖期のクロツラヘラサギ
のげやまニュース
※昨年の様子
「のげやま七夕かざり」を見に行こう
野毛山動物園では、七夕に合わせて、6月29日(水)~7月7日(木)まで、なかよし広場「ねずみワールド」と市電内で七夕かざりが見られます。動物園で働く職員の願いごとも見られるかも!? ぜひ見に来てね。
写真提供:野毛山動物園
野毛山動物園【指定管理者 公益財団法人横浜市緑の協会】
〒220-0032 横浜市西区老松町63-10
TEL 045-231-1307
http://www.hama-midorinokyokai.or.jp/zoo/nogeyama/
エコチルは、地球環境保全に取り組む子ども達を育むとともに、学校や家庭でのエコライフ推進を目的としたメディアです。